新品せどりの場合は、カートをとることが重要になってきます。
「カートをとる」とは、Amazonのショッピングカートボックスを取得するという意味です。
今回は、せどり初心者にわかるよう
- Amazonショッピングカートボックスとは
- カート取得の条件
- ショッピングカートボックスの仕組み
- 販売方法の考え方
を解説していきます。
Amazonショッピングカートボックスとは
Amazonのカタログページの右側に表示されている「カートに入れる」ボタンのことです。
この商品は、〇〇〇〇が販売し、Amazonが発送します。と記載があります。
カートに入れるボタンを押すと〇〇〇〇ショップから商品が売れるということになります。
またページの下を見るとこのような表示があります。
カート取得の条件は次で解説しますが
カート取得の条件として2番手、3番手で販売しているショップが表示されます。
カート取得の条件
カート取得条件はAmazonのショッピングカートボックス表示についてに記載があります。
ショッピングカートボックス表示の対象条件は以下です
- 大口出品であること
- 注文不良品、キャンセル率、出荷遅延率が影響
- 出品者の注文数が一定数満たしていること
- 価格が最安値
一つずつ解説していきます。
大口出品であること
大口出品者しかカートの取得の権利があります。
小口出品者の場合は、カートの取得ができません。
新品の場合は、カート取得することがとても大事になるので、大口出品することは必須です。
注文不良品、キャンセル率、出荷遅延率が影響
自己発送の場合は、キャンセル、出荷遅延が影響してきます。
FBAを使用している場合は、注文の不良または評価数が多少影響してきます。
出品者の注文数が一定数満たしていること
一定の数の満たしていることとは
Bショップ 評価5.0 評価数 2
この場合は、どっちのショップから買いたいと思いますか。
Aショップのから購入したいですよね。
評価はBが高いですが、Aショップは実績も多く信頼があります。
ですので、ショップ評価と販売実績もショッピングカートの獲得に関係してきます。
価格が安いこと
3点ほど上げましたが
価格が最安値であることが一番カートの取得で影響してきます。
カートの取得については、正確には公開されていないですが
最安値であること、評価数、在庫量が関係していると推測しています。
最安値であればそこまで気にしなくてもカートはとれるので、健全な運営をしているショップであれば気にしなくていいです。
価格が2番、3番でもカートは獲得することはありますが、価格が最安値であることが一番の条件です。
ショッピングカートボックスの仕組み
ショッピングカートの仕組みを初心者向けに説明していきます。
同価格の場合は、時間ごとに出品者が入れ替わってカートをとっていきます。
このことをカートを回すと言います。もしかしたら自分だけかもしれません。
ざっくりした例ですが、同価格で3ショップある場合
10:10~10:20はBショップがカートを取得
10:20~10:30はCショップがカートを取得
以下繰り返し
販売方法の考え方
ショッピングカートは条件を満たしていれば、順番に回ってきます。
同じ価格で販売している出品者とカートを回す感覚がとても大事です。
カートをとるために1円下げをするセラーもいますが、追従してみんな同じ価格になるので意味がないです。
それより自分で価格崩壊の引き金を引いて利益を圧迫するだけなのでやめておきましょう。

初心者の方で評価がない場合や、評価が1桁でもカートは回ってきます。
初心者で評価がないからと言って極端に値段を下げて頑張っているセラーもいます。
自然と売れて評価もついていくので焦らなくても大丈夫です。
せっかくリサーチして、リピートもできる商品を見つけたのに自ら価格崩壊させるはもったいないです。
それであれば2、3ヶ月とリピートして商品売った方が評価が明らかに多くもらうことができます。
評価は以前紹介したツールで多くもらうことができるので参考までに見てください。

まとめ
新品せどりの場合は、カートをとることが重要です。
ショッピングカートボックス獲得条件は
- 大口出品であること
- 注文不良品、キャンセル率、出荷遅延率が影響
- 出品者の注文数が一定数満たしていること
- 価格が最安値
この4つの条件があればカートを取得することができます。
一番大事なのは、カートの仕組みと販売方法です。
しっかりとカートを回す意識を持って販売していきましょう。
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